スマートフォンの料金をWiMAXで節約できるカラクリ

スマートフォンの料金をWiMAXで節約できるカラクリ

 

今のLTE回線を利用するスマートフォンを契約する場合には、大手の携帯キャリア各社では、「新料金プラン」と呼ばれるプランを選ぶ必要があります。現在はこの新料金プランを選択すると、大手3社とも料金は全く横並びになります。

 

WiMAXの通信と携帯各社のプランの使い方を上手く使い分けると、毎月の通信料金を節約することも可能です。私自身もauの使い放題プランからWiMAXに移行した経緯がありますので、その辺りの経験談も踏まえて書いてみました。

 

 

携帯各社の新料金プランのうちわけ

 

携帯大手各社の新料金プランは、従来のプランに比べるとかなり内容がシンプルになっています。基本、3つの料金の組み合わせで毎月の利用料金が決まります。

 

1、基本契約にあたる部分で、新料金プランでは毎月の通話が無制限になるプランになります。
2、携帯電話会社のインターネット接続サービス料金にあたる部分。
3、パケットパックです。

 

1つめ、2つめは、スマートフォン、フィーチャーフォンなど、電話機の種類によって固定になります。

 

3つめのパケットパックは、利用する方の毎月のデータ利用量にあわせて選択することになり、この部分で毎月の支払いが大きく変わってきます。

 

 

WiMAXを利用してパケットパック料金を節約する

 

WiMAXを利用して利用料金を節約出来る部分は、上に書いた中の3つめ、パケットパックの部分です。

 

携帯電話会社の回線経由でのデータ通信は行わずその部分はすべてWiMAXの通信を利用することで、ある程度以上のまとまった量のデータ通信を行う方は、トータルの料金で割安となるケースが多くなります。

 

この際の契約の方法としては、「パケットパックを契約しない」という形になります。
こうすると、携帯電話回線経由ではかなり割高なデータ量単位での課金(1KBあたり0.6円)が発生しますが、その部分をWiMAXによるデータ通信で代替するのです。

 

携帯電話各社のパケットパックは、5GBのプランでも毎月5,000円。
これに対してWiMAX2+のギガ放題プランでは、契約から2年までは割引が効き利用料金は3,695円からです。

 

毎月スマートフォンで5GB以上のデータ通信を行っている方は、
基本的には通信データ量に制限のないデータ通信が行える上に、利用料金の上でも割安となります。

 

 

スマホからWiMAXに切り替える時の注意点

 

WiMAXのルーターを常に持ち歩く必要性

 

この方法を利用する場合の注意点としては、携帯電話からデータ通信を利用する場合には出来る限りの通信はWiMAX経由で行う必要がある、というのが一つ。

 

このため、出先でスマートフォンからインターネットを利用する際には、WiMAXのモバイルルータも一緒に持ち運ばないといけません。

 

 

スマホの4Gは一切使わない覚悟で

 

もうひとつは、WiMAXのエリア外でデータ通信・インターネット接続が行うと、かなり割高なパケット料金が発生してしまう、という点です。

 

パケットパックを契約しない場合には携帯回線経由のデータ通信は完全従量制となり、この際の料金は1KBに月0.6円、1MBでは600円にもなる割高な設定となっています。この点には十分に注意しなくてはいけません。

 

上記の2点がクリア出来る方は、この方法は検討する価値のある使い分け方法だと思います。

 

 

スマホの4GからWiMAXに乗り換えるメリットとデメリット

 

au、ソフトバンクでも新料金プランを利用してパケットパックを解約、または、最初から契約しない選択もあります。この場合に、スマートフォンからのデータ通信はWiMAXを利用することで、料金が割安になるケースなど、いくつもメリットが出てくる場合があります。

 

また、このような利用方法ではメリットばかりではなく、デメリットも出てきます。その辺りをまとめてみます。

 

 

データ通信をWiMAXにするメリット

 

利用料金が安くなる

 

スマートフォンで携帯回線を利用して大量のデータ通信を行っている方は、パケットパックに容量の大きいプランを選択する必要があり、毎月の利用料金の合計はかなり嵩む形になると思います。

 

データ通信はすべてWiMAX経由で行うと完全に割り切ってパケットパックを利用しない契約にすると、毎月のデータ通信量がそれほど多くはないケースからでも、携帯電話の契約とWiMAXの契約の2つを行った方が安上がりになります。

 

au、ソフトバンクのパケットプランは、毎月5GBの利用でも5,000円かかります。

 

これに対してWiMAX2+に対応する、毎月のデータ通信量に上限のない、ギガ放題プランの通常料金でも4,380円です。

 

毎月5GB以上、スマートフォンからデータ通信を行う方は、データ通信をWiMAX側に切り換えることで、毎月の利用料金を節約することが出来ます。

 

 

データ利用量の制限

 

また、携帯のLTE回線を利用する料金プランでは、データ通信量が使い放題となるプランがありません。

 

その点WiMAXには、WiMAX2+対応プランにも毎月の通信データ量が無制限となるプランがあります。ネット動画や大きなファイルのダウンロードなどを、通信データ量を気にすることなく利用することが可能になります。

 

通信速度に関しては、最近のLTE回線はスペック上の最高通信速度もWiMAX2+に比肩するようになり、どちらが有利なのかを明確に言うことは難しくなりました。

 

携帯各社が通信の実効速度表示を行うようになると、この部分でもまた、きちんとした比較が行えるようになるでしょう。

 

 

データ通信をWiMAXにするデメリット

 

前述したとおり、データ通信をすべてWiMAXに任せる場合には、いつもWiMAX対応のモバイルWi-Fiルータを持ち歩く必要が出てきます。

 

また、WiMAXのサービスエリアは携帯のネットワークよりも歴史が浅い分、カバーしている地域が狭くなります。WiMAXのエリア外で携帯の回線経由のデータ通信を行う場合には、かなり割高な従量制のパケット料金が発生します。この点には注意が必要となります。

 

ただ、auやソフトバンクの携帯回線経由で、毎月11GB程度以上の大量のデータ通信を行う方の場合ならば、携帯回線側のパケットパックを2GBに変更して、それ加えてWiMAX2+の使い放題プランを持つ、といったやり方も考えられます。

 

WiMAXのエリア内では極力WiMAX側のネットワークを利用し、WiMAXのエリア外でのみ携帯回線側のパケットを利用するように工夫することで、上手くエリアの問題も回避出来るケースもあるでしょう。